
適用マスト: LIBERTY,DUOTONE,GA,SIMMER,SEVERNE,EZZY,POWEREX | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バテンチューニング (カーボンチューニング バテンセット) PWAの選手は自分の体格 、風や海面のコンディションに合わせる為にチューブバテンの固さ、カーボン含量などを(例100%、80%、60%、30%)を変えている。ロッドバテンのテーパーの距離、厚みなどもチューニングしている。バテンチューニングはセイルパワーやコントロールなどをコンディションにあわせるために行う。 メリットは強風時にセイルを張り替えずに楽にセイリングできる。チューニング バテン(8.5mm径の100%カーボンチューブ)をバテンポケットに入ることでジャストからジャストオーバー時にセイルコントロールを格段に向上できる。バテンの出し入れは簡単で瞬時におこなえる。但し、ライトウィンド時はバテンを抜くこと忘れないように。抜かないとライトウィンド時のパワーが弱くなる。 ■ジャストコンディション: ブーム上2本をいれる。 写真 "チューニングバテン位置" NO.4, 5, バックハンドが軽くコントロールがいい。 ■ジャストオーバーからオーバー: ブーム下から上3本を入れる。 NO。4,5,6,オーバーが解消され楽にセイリングができる。ダウンを2−3mm緩めることも有効だ。通常オーバー時はダウンを引ききっていることが多くセイルが硬くなっている。ダウンを若干緩めることでマストのしなりを戻し、サイドベントしやすくハンドリングを良くすることができる。 一見逆のことをしているようだが確実に効果があるチューニングだ。 ■ライトウィンド: チューニングバテンを抜かないとパワー不足になる。"特にブーム下は絶対に抜く"
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※ラフ(ダウン) 数値はマスト径、およびメーカーによって1-2cm違う。またコンディションに合わせることも必要になる。 ※フットベルト 強く引くとパワーが増す。セイリング中にノーズのパンチングやセイルのパワーが若干強いときはダウンを変える前に少し緩めるとコントロールが良くなる。 ※アウトホール ダウンの引く量によって2−3cm 変化する。ブーム長データにこだわらずダウンを決めてからブーム長をあわせる。マイナステンションはアンダーから深い下りに有効。通常は0〜+3cm、風速が上がりコントロールしづらくなるとアウトを引いていく。 ※上下のアウトホールグロメット 上のグロメットは最大のパワーを得る。セイルが重く感じたら下を使う。下のグロメットは最大のコントロールを得る。パワーが足りなかったり、上りが悪い時は上に変えるのもいい。 |